津市議会 2018-06-14 06月14日-04号
そのほかにも、自主防災会主催の研修会に東日本大震災の発生直後から被災女性に対する支援活動、調査活動を行ってきておりました特定非営利活動法人イコールネット仙台の宗片恵美子氏を講師に迎え、防災には男女双方の視点が必要であることを理解した上で、男女がよい形でつながって防災・減災に取り組む必要性があることの講演をいただいております。
そのほかにも、自主防災会主催の研修会に東日本大震災の発生直後から被災女性に対する支援活動、調査活動を行ってきておりました特定非営利活動法人イコールネット仙台の宗片恵美子氏を講師に迎え、防災には男女双方の視点が必要であることを理解した上で、男女がよい形でつながって防災・減災に取り組む必要性があることの講演をいただいております。
災害時に、被災者の3食の食事は、被災女性が調理をするため、調理室に缶詰状態。保育所も介護施設も被災をして仕事にも行けない。避難所運営リーダーは男性が多くて、女性の声が届かなかったなど、枚挙にいとまがありません。 今後、鍵になるのは、セミナー等を通して育成した女性人材を地域にどのように巻き込み、女性の声を届ける仕組みをつくるかです。
例えば、着がえるための更衣室がないので困ったこと、授乳室がないのでタオルで隠しながら授乳をしたこと、女性ならではの必要な物資が届かないこと、また、女性用品や下着が届いても、それを配るのは男性だったことや、被災女性が避難所でみんなの1日の食事、3食をつくるのに調理室に朝から晩まで缶詰状態だったなどの実態が浮かび上がり、災害時に女性の視点から見た支援体制や避難所運営の課題が明確になったのです。